以前書いた
マスタリングの話を
喜んでくれた方が結構いたので
また、お仕事の話を書きます。
今回は「テレビ収録」
テレビ収録ですがパターン的に
(1) テレビ局のスタジオでアーティストのみの収録(普通の音楽番組)
(2) テレビ局のスタジオでお客さんが入っての収録(普通の音楽番組)
(3) テレビ局のスタジオでの生放送(Mステとか)
(4) 会場でライブ形式での生放送(特番系)
(5) 会場でライブ形式の収録(後日放送)
当然ですが(2)(3)(4)(5)に関しては
やり直しがききません・・・
しかも(3)と(4)の生放送の場合は
秒単位のタイムテーブルで動いているので
舞台裏はテンヤワンヤで戦争状態ですが
局のスタッフの手際よさには頭が下がります
そして微妙なタイムテーブルの帳尻は
MCさん(司会)の腕にかかっています。
さて、今回は気持ち的には一番楽なパターン(1)でした!
最初に「音合わせ」と言うのをしますが
その前にメイクや衣装の着替え等々があるので、
通常「音合わせ」の2時間前くらいに
アーティストには局に入ってもらいます、
サポートメンバーさんは1時間前をメドに入ってもらいます、
待ち時間は楽屋で打合せ、雑談、お弁当タイム!
スタジオのセットや照明の準備が出来たら
セットのあるスタジオに移動!
「音合わせ」が始まります
まず、通しで1回歌います!
それから
・ スタジオ内の音響の確認
・ 照明の直し(色合いや光加減)、
・ カメラ割りの整理(だいたい7台くらいかなぁ)
・ アーティスト本人の動きや表情をマネージャーがチェック
・ 僕はスタジオと別の部屋(副調整室)でテレビに流れる音のチェックをします
この直しがだいたい30分から45分くらいかかるので
アーティストは一度楽屋に戻ります
次に「ランスルー」
これは本番さながらのテスト撮り!
これも通しで歌って収録します
それをアーティスト含めたみんなで
テレビ画像を見てチェックをします。
ほとんど本番と変わりありませんが
衣装さんは衣装チェック、
メークさんはメークのチェック
微妙な照明やカメラワークの調整をします
みんなプロの厳しい目でチェックします!
僕は上の音はほぼ固まっているので
一度スタジオに行って歌い手に
いい感じなので、本番も同じ感じでねって言います(笑)
その直しが15分くらいで(ケースバイケースです)
その後に「本番」
ビシッと気合いを入れて歌って貰います
まぁ人間ですので、歌詞を間違えたり、声がヒックリ返ったりと
トラブルはありますが(新人の頃はみんなあるかなぁ・・・)
パターン(1)の場合は局のディレクターにお願いして
もう一回挑戦させてもらいます。
(生放送だったり、ライブ形式だと、一発勝負なので本番はハラハラドキドキです)
で、「すみませんがもう一度、お願いします」
って言う役目が僕だったり宣伝部のテレビ担当者だったりします
(take2まではいいのですが、take3とかになると気まずいです)
今回は無事にtake1でバッチリOK!!
先程と同じく下の大きなテレビか主調整室で
アーティストにチェックをしてもらい
お世話になった皆さんにお礼のご挨拶をして
「おつかれさでした!」
って感じで収録が終わります!
(番組や局によって違いはありますが基本的にこんな感じです)
なんか長くなったね・・・・・










コメント
見てるだけ~側は、3分くらいの映像の準備に、これだけたくさんのスタッフさんのチームワークが集結していることに、びっくりです!
画面に映るのはアーティストさんとサポートさんだけだけど、お仕事の内容がわかると、次からは歌番組を見る時たくさんのスタッフさんのことを想いながら聴きますね
楽しいお話ありがとう
投稿者: ノース人 | 2008年10月09日 23:38